【コラム】ボランティアWi-Fiスポット(パスワードなし無線LAN)が豊富にあるという件
無線LANが普及する前は、モジュラー近くに設置したルータまでLANケーブルを敷設するのが常識だった。敷設には手間がかかったが、設定には手間はかからなかった。ルータの設定さえつまづかなければ、DHCPでプライベートIPアドレスが貸与されて、インターネットにすぐにつながったからだ。
http://antivirus-news.net/2009/10/wifilan.html
しかし現在は、無線LANが主流である。接続のために設定するWEPパスワードは10秒で解読されると言われており、現在ではより強固な暗号化方式である「WPA」や「WPA2」という技術が無線LAN機器には搭載されている。しかし、初期設定がWEPのために知らずにWEPを利用しているケースなど、未だにWEPを利用しているユーザーも多い。
しかし、もっと多いのはパスワードそのものを設定していないユーザーが相当数いるということだ。
現に、筆者のいきつけの病院とスーパーの駐車場では、無線LANが無料で使い放題だ。iPhoneを持ってでかければ、即時つながってしまう。
これはもうセキュリティ以前の問題である。ボランティアで解放しているのでないとすれば、明らかに設定を簡単にするために、おそらく中級ユーザーのアドバイスでノーパスワードにしているのである。
中級ユーザーの危険行為は、当サイトでも指摘しているとおりだが、もはやこれは犯罪的行為に近いのではないだろうか。
無線LANのただ乗りだけならば、損しただけで済むが、通信内容が傍受され放題だ。被害にあったことすら気がつかないかもしれない。
無線LANの設定は、初心者ユーザーは多少苦労してもマニュアルを見ながら設定を行うべきだろう。間違えても中級ユーザーの「こうすると楽だよ」という妄言にだまされてはならない。あるいは金はかかるがサポートを呼んで設定してもらうべきである。
(編集部 長谷部祐二)