AT&T、自社通信網でのiPhone向けネット電話アプリの利用認める
ワシントン(ウォール・ストリート・ジャーナル)米通信大手AT&T(NYSE:T)は6日、米アップル(Nasdaq:AAPL)の携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」向けのインターネット電話アプリケーションを自社の3Gネットワークで利用することを認めると発表した。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djDBV5991.html
従来は自社通信網でのiPhone向けのネット電話アプリケーションの利用は認めておらず、AT&Tは方針を転換した格好だ。ただ、これまでも公衆無線LAN(構内通信網)「ホットスポット」と高速無線LAN接続技術「Wi-Fi(ワイファイ)」を用いたネットワークでは、会員登録をしたうえでネット電話が利用できた。
今回の路線変更により、iPhoneユーザーはAT&Tの3Gネットワークでもスカイプなどのネット電話サービスを利用できることになる。
米連邦通信委員会(FCC)は、スマートフォン(多機能携帯電話)の「iPhone 3G」と携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)タッチ」向けにソフトを販売するアップルの「アップストア」に米グーグル(Nasdaq:GOOG)のネット電話ソフト「グーグル・ボイス」が受け入れられなかった理由を調査している。FCCは、AT&TがiPhone向けのネット電話アプリケーションによる自社3G通信網の利用を認めていない理由についても疑問を呈した。
AT&Tはその際、すでにいっぱいになっている3Gネットワークに負担がかかる恐れがある、としていた。だが同社はiPhone以外の携帯電話端末でのネット電話アプリケーションの利用は阻止していない。
AT&T携帯電話部門担当社長兼最高経営責任者(CEO)のラルフ・デラベガ氏は「今日の決定は、顧客の期待や、われわれが提供するそのほか数十の商品と比べた(iPhoneの)利用状況の検討を受けたもの」と語った。同社の幹部陣は数週間前からiPhoneへのネット電話ソフト解禁を話し合っており、アップルとFCCには6日午後になってその決定を通知した。
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