ワイヤ・アンド・ワイヤレスとニッポン放送、無線LANを利用したインターネット動画放送の中継を実施
Wi2とニッポン放送、
無線LANを利用したインターネット動画放送の中継を実現
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=227385&lindID=1
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比野雅夫、以下Wi2)と株式会社ニッポン放送(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:磯原裕、以下ニッポン放送)は、このたび、Wi2の無線LAN(WiFi*1)ブロードバンド・インターネット接続サービス「Wi2 300」を利用したインターネット動画放送のスタジオ外からの中継を実現しました。無線LANを利用することで、無線LANネットワーク内であれば、場所、時間にとらわれず、また低コストでインターネット動画放送の中継が可能となります。
ニッポン放送では、従来、スタジオ外での映像を中継する為に、光回線を利用して行っていましたが、中継の機会毎に光回線を引き込むことが必要であり、回線を敷設するための時間やコスト面が課題でした。無線LANネットワークの活用による中継は、これらの課題を解消し、より柔軟性が高い中継体制が実現されます。この環境により、質の高いインターネット動画放送の番組が構成され、より視聴者ニーズにマッチした内容を放送することが可能となります。
今回、ニッポン放送のインターネットラジオSuono Dolce(スォーノ・ドルチェ)が利用する、Wi2の自社アクセスポイント(AP)が設置されているWi2 300 の丸の内エリアは、最大理論値300Mbps のIEEE 802.11n(*2)技術をサポート、光回線と同等速度の接続によりデータ量の多い映像も遅延なく送信することができます。
今回、Wi2 300 を利用した第一弾の中継として、7月31日に行われた「大手町・丸の内・有楽町打ち水プロジェクト2009」のイベント「仲通り浴衣de打ち水」の中継を両社で協力して実施しました。このプロジェクトは、都市部特有のヒートアイランド現象緩和に向け、大手町・丸の内・有楽町エリアで打ち水を行うプロジェクトです。この中継には、映像伝送機器として(株)フジテレビジョンが開発した「VideoCast」を使用、Wi2が丸の内ビル1階に設置したWiFi設備を中継設備として用い、ニッポン放送へ映像を伝送しました。
今後、Wi2とニッポン放送では、WiFiを利用したインターネット動画放送の中継や配信の仕組みを共同で検討していきます。また、丸の内の更なる活性化はもとより、他のエリアでの展開を図っていきます。
(*1) WiFi
IEEE 802.11シリーズの標準規格で、WiFi技術を元に作られたネットワークを一般的に無線LANといいます。2.4GHz帯や5GHz帯など免許の不要な周波数帯を利用し、最高伝送距離は100m、最高伝送速度は300Mbps(11n)もしくは54Mbps(11a/g)の近距離無線技術。ノートPCから始まり、iPhone(TM)3G 等携帯電話や、ニンテンドーDS、PSP(R)、iPod(R) touch 等ゲーム機など多様なモバイル端末に普及しています。
(*2) IEEE802.11n
802.11n Draft2.0(3x3 MIMO)とデュアルチャネルにより、理論値で最大300Mbpsを実現します。
技術的には「MIMO(Multiple Input Multiple Output)(*3)」の使用、通信手順の見直し、複数のチャンネル(通信に用いられるバンド幅)を結合するチャンネルボンディング(チャンネル結合)等により、広帯域化を行う一方、802.11a/b/gに比較して、より広帯域の通信が可能なエリアが広がる等の安定化を実現しています。