NTTソフト、モバイルセントレックス製品を強化
NTTソフトウェアは7月23日、モバイルセントレックスシステムの新バージョン「ProgOffice 2.0」を発表した。SIPサーバと無線アクセスコントローラ、無線LAN対応の携帯電話などを組み合わせたシステムで、8月1日に販売を開始する。
http://www.atmarkit.co.jp/news/200907/23/nttsoft.html
ProgOfficeは、SIPサーバを中核に無線LANアクセスポイントを組み合わせ、既存の電話をIP化するとともにモバイル化する、中堅中小企業向けのモバイルセントレックスシステム。オフィス内の電話やネットワーク機器をワイヤレス化し、配線なしで接続できるようにする。また無線LAN対応の携帯電話を、そのまま内線電話として利用することができる。
特徴は、独自の無線技術により、高品質で安定した通話を行えるようにしていることだ。同社によると、ほかのフロアの企業が利用している無線LAN機器やコードレス電話機などが発する外来波によって電波の干渉が起こり、本来の性能が発揮できなくなるケースは珍しくないという。ProgOfficeでは、電波の状態や干渉の具合、アクセスポイントの利用状況などを把握することで、必要な帯域を保証するほか、場合によっては通信をほかのアクセスポイントに迂回させることで、音声品質を確保する。
バージョン2.0では、モバイルセントレックスというインフラの上で提供されるアプリケーションの部分を強化した。具体的には、端末側ではなくネットワークサーバ上で電話帳の情報を一元管理する「電話帳ポータル機能」を追加している。携帯電話側に電話帳も発信履歴も残らないため、電話機紛失時の情報漏えいリスクを抑えられるほか、電話帳のメンテナンスに要する手間、コストを削減できることがメリットだ。
また「リアルタイムプレゼンス機能」では、ネットワーク電話帳と連携して、ユーザーの居場所や状態を表示する。電話を掛けたい相手が自席にいるのか、あるいは外出中や会議などで電話に出られない状態なのかどうかを確認してから連絡を取ることができる。さらに、圏外にいたユーザーが戻ってきたら、その旨を自動的に通知する「リアルタイムプレゼンス通知機能」も提供する。
ProgOffice 2.0の価格は500ユーザーまでの標準構成で650万円からとなっており、10月1日に出荷する。NTTドコモおよびauの無線LANデュアル端末で利用できる。