Aruba、リモートアクセスに安価な新提案
リモートワーカーやリモートオフィスは、もはやありふれた存在となった。しかし、十分なセキュリティを備えたリモートアクセス ソリューションを設定、配備することは、必ずしもそれにふさわしい簡便さを実現していないのが現状だ。
http://japan.internet.com/busnews/20090513/10.html
そこで、無線 LAN (WLAN) ハードウェアのベンダーとして知られる Aruba Networks が、リモートアクセス接続に対する独自のアプローチを提唱している。導入は手間要らずで、費用も安価だという。
そのアプローチとは、Linux ベースの OS と低価格のハードウェア、仮想化技術、IPsec 技術を組み合わせるというもので、それが同社の新ソリューション『Virtual Branch Network』(VBN) だ。
Aruba は12日、この VBN を構成する3種の関連製品ファミリを発表した。これらは、有線ネットワーク機器ベンダーの Cisco Systems や Juniper Network が手がける従来のリモートアクセスおよび VPN 技術と競合することになる。今回の VBN ソリューションの開発に当たり、Aruba は自社の経験を活かしたという。同社はこれまでセキュアな WLAN の配備を手がけ、有線、無線にかかわらず、企業のセキュアなリモートアクセス実現を手助けしてきたと述べている。
Aruba の戦略的マーケティング担当責任者 Mike Tennefoss 氏は、取材に対し次のように語った。「無線 LAN で培った経験を基に、当社はセキュリティ ポリシーを接続先ポートごとに作成するのではなく、[セキュリティ ポリシーを] ユーザー単位で割り当てている。これらのポリシーは、どこからネットワークに入っても常に適用される」
Aruba の新たな VBN ポートフォリオは、3つの製品ファミリで構成される。メインのデータセンタ向けとして『600 Branch Office Controller (BOC)』製品シリーズがあり、同製品はリモートユーザー向けの全ポリシーを提供する。価格は1495ドルからとなる。
また、リモートユーザーは『RAP-2』のワイヤレス リモート アクセス ポイントを経由してネットワークに接続できる。RAP-2 は、ユーザーが1人ないし5人の小規模オフィス向け製品ファミリだ。RAP-2 は、無線 LAN 規格『IEEE 802.11b/g』に対応し、2つの Ethernet ポートを備えており、価格は99ドルからとなる。3つめの製品ファミリ『RAP-5』は、無線 LAN 規格『IEEE 802.11n』に対応、Ethernet ポートが5つあり、データトンネル用にハードウェアで高速化された暗号化機能を備えている。価格は395ドルからだ。