中心市街地で無料公衆無線LAN 30日から、宇都宮・商店街活性化委など
宇都宮市の中心市街地で、店舗内や街頭でパソコンなどをインターネットに接続できる「無料公衆無線LAN」の整備が進められている。エリアの魅力向上を目的に、地元商店会などで構成する「宇都宮中心商店街活性化委員会」と宇都宮ケーブルテレビが共同で一日から試験運用中。エリア情報サイトを連動させ、三十日から本格サービスを始める。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090513/147460
公衆LANが利用できるエリアは、オリオン通りや二荒山神社前など。同活性化委によると、繁華街を広範囲にわたってカバーする公衆LANの整備は県内初。仕事でネットを使うビジネス客や、空き時間にネットを利用する一般客らの来訪増が期待できるという。
来訪客へのエリア情報提供も大きな柱。公衆LANに接続すると、中心市街地の飲食店や商店の情報をまとめたポータル(玄関)サイトを最初に表示する。活性化委の斎藤公則会長は「街中で店の場所を聞かれることは多いので、需要はあるはず。冊子や口頭での案内や携帯電話サイトよりも十分な情報を迅速に提供できる」と自信を示す。
さらに、ポータルサイトには特売情報や割引券などを掲載。来訪客を商店へ誘導し、売り上げにつなげる仕掛けも盛り込む。ネット対応の携帯ゲーム機を使ったイベントの展開も可能になる。
セキュリティー対策については、メールによる利用者認証や長時間利用の制限などで対応する。電源の提供サービスの在り方は、今後の課題となる。
来年三月をめどに東はJR宇都宮駅、西はユニオン通りまで利用可能エリアを拡大する予定。斎藤会長は「公衆LANは魅力ある都市に必要なインフラで、街に新たな活力と商機を生み出す。空き店舗の解消にもつなげたい」と話している。