村田製作所,無線LANモジュール駆動用ソフトウエアのパッケージ販売を開始
村田製作所は,組み込み機器に向けて,同社の無線LANモジュールを駆動するためのソフトウエア「Wi-Fiドライバ」のパッケージ販売を開始する(発表資料)。設定ファイルに組み込み側のハードウエア設定情報を入力するだけで,無線LAN機能を利用できるとする。従来,無線LAN駆動ソフトウエアの組み込みには,利用するハードウエアに合わせて複雑なプログラム変更や評価が必要だったという。スマートフォンや携帯型音楽プレーヤー,デジタル・カメラ,携帯情報端末などへの搭載を想定する。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090410/168599/
対応する組み込み機器は,メイン・プロセサとして米Marvell Technology Group Ltd.のPXA310を搭載した機器。他のプロセサにも順次対応していく予定という。対応OSは米Microsoft Corp.の「Windows Embedded CE 6.0」である。Marvell8686を搭載した村田製作所の無線LANモジュールに対応する。IEEE 802.11b/gのインフラストラクチャ・モードとアドホック・モードに対応する。ステルス・モードのAPへの接続も可能。 暗号化および認証機能はOpen-Key,Shared-Key (WEP),WPA-PSK (TKIP/AES),WPA2-PSK (TKIP/AES) に対応する。
Windows Logoの取得に必要なLTKテストや,Wi-Fi認証規定AP(アクセス・ポイント)での接続試験などにパスしている。RFテスト・ツールも標準添付し,モジュールのハードウェア評価も可能。オプションの評価キットにより,Wi-Fiドライバ/モジュール単体での動作・機能確認や評価が可能という。オプションで,無線LAN搭載製品の販売に必要なWi-Fi認証およびTELEC受審についてのサポート・サービスも用意する。
2009年5月に提供を開始する。価格は開発ライセンスが50万円,商用ライセンスがフル機能版で250万円,機能縮小版で200万円。