Eye-Fiと「どこでもWi-Fi」を組み合わせてみた!
Eye-Fi share(以下Eye-Fi)は無線LANがある場所では大変便利な製品だが、無線LANが無いと単なる容量2GBのメモリーカードになってしまう。そこでEye-Fiの強力なパワーアップメカ(?)として、持って歩けるアクセスポイントである「どこでもWi-Fi」を導入してみた。
http://ascii.jp/elem/000/000/406/406266/
「どこでもWi-Fi」とは何か
「どこでもWi-Fi」は文庫本2冊ぶんくらいの大きさで携帯性も悪くない
「どこでもWi-Fi」とは、ウィルコムから発売されている携帯可能な無線LANアクセスポイントだ。「どこでもWi-Fi」を使えば、無線LANのアクセスポイントがない場所でも、ウィルコムのPHSネットワーク(W-OAM方式、最大204kbps)を経由し、インターネットに接続できる。
さらに「どこでもWi-Fi」は、バッファローが開発した無線LAN設定システム「AOSS」を搭載。「ニンテンドー DS」や「PSP」といった携帯ゲーム機と、簡単かつ安全に接続できる。もちろんパソコンやiPod touchなど、それ以外の無線LAN搭載機器にも対応している。
電源は単3電池4本。充電池も使用可能で、本製品にはエネループが同梱されている。料金だが、頭金4800円と月額1980円となる。二年間の年間契約が条件の「新つなぎ放題」加入が必須。3月末現在、Eye-Fiが約1万円で入手可能なので、「どこでもWi-Fi」と併せ1万5000円程度の初期投資でシステムの構築が可能だ。
Eye-Fi&どこでもWi-Fiを持ち歩け
早速Eye-Fiと「どこでもWi-Fi」を組み合わせ、外に持ち出して写真を撮ってみた。撮った画像は、GoogleのWebアルバムサービス「Picasa」に即座にアップロードする設定にしてある。
まず準備するのはEye-Fiを入れたカシオEX-Z400と「どこでもWi-Fi」。出かける前にパソコンからEye-Fiに「どこでもWi-Fi」のSSIDを登録することを忘れないように!
カバンに「どこでもWi-Fi」を入れる。電池もフル充電でバッチリだ
さっそく撮影開始。もちろんカバンの中には「どこでもWi-Fi」が入っている。これで撮る端から画像は「どこでもWi-Fi」経由でパソコンとPicasaにアップされる訳だ
ちなみに今回使用したカメラは、Eye-Fi対応カメラなので画像のアップロード中は、液晶画面にアイコン(画面左下の「Eye-Fi」マークの矢印)が表示されている。このマークが点灯している場合には電源をオフにしないように気をつけよう
会社に戻ってきてPicasaを見ると、さきほど撮影した画像がすでにアップロードされている。アルバムの設定で公開にしておけば、世界中の人に画像を見せることも可能だ
弱点もあるが、素早く写真を共有したい人には有効なシステムだ
今回はEye-Fiと、この「どこでもWi-Fi」を組み合わせ、無線LANのアクセスポイントの無い屋外で、写真を撮った端からWebアルバムに投稿するシステムを構築してみた。確かにお金をかけたシステムだが、出先にいても画像をWebアルバムやパソコンに転送でき、時間の節約ができる、というメリットがある。
例えばハイキングやツーリングなど旅行中の写真を、ほぼリアルタイムにWebアルバムに掲載し友人などに見てもらう、というような使い方はどうだろうか。また、運動会やマラソンなどスポーツイベントで、撮影即アップロードということで同時中継的にWebアルバムに掲載していき、遠くの友人や田舎の両親などに、友人や子供など被写体となった人物の活躍を見てもらう、というような使い方もあるだろう。
ただ、弱点もいくつかある。例えばこのシステムでは、基本的に撮影した画像はすべてWebアルバムに投稿してしまう仕組みになっている。選択して画像をアップロードしたい場合は、不要な画像を撮影後アップロードされる前にメモリ内から消去するなどの対策が必要となる。
また、最近のデジタルカメラの高画素化により、JPEG形式でもファイルサイズがかなり大きくなってきている。無線LANとEye-Fiの組み合わせなら、高画質モードでも問題はない。しかし「どこでもWi-Fi」とEye-Fiの組み合わせの場合は、記録画質を中画質や低画質にした方が良い場合もあるだろう。あらかじめ使用するデジタルカメラで試し撮りを行ない、画像のアップロードにかかる時間を調べておくと良いと思う。