電力線通信試用記【PLCモデムの概要】
PLCモデムの仕様
いままで、実効速度ばかりレポートしてきましたので、今回はPLCモデムの仕様をご紹介しましょう。例によって、説明の付いた写真とその解説を参照してください。
http://allabout.co.jp/internet/lan/closeup/CU20061221A/
親機と子機
まず、親機と子機の外観を見てみましょう。PLCランプは、電波が届くと点灯します。LANランプは、ほかのノードとリンクすると点灯します。
・これが親機側のPLCモデム。
・下のMASTERというLEDが電源を入れると点灯する。
・こちら側が子機側のPLCモデム。接続が完了すると上2つのLEDが点灯する。
・子機側なのでMASTERのLEDは点灯しない。
端子とスイッチを見てみよう
PLCモデムの端子やスイッチは、ほかのネットワーク機器と比べても簡単な構成となっています。
・左が子機用モデム。
・右が親機用モデム。切り替えスイッチで交換可能。
・モデムの裏には、これだけの端子しかない。
・左上:電源&電波を電灯線に送る端子。ここにACケーブルを差し込む。
・右上:親機と子機の切り替えスイッチ。
・その下:リセットスイッチ。ファームウェアの設定をリセットできる。
・右下:LAN端子。ここに、端末を接続する。ノードが多い場合は、スイッチを利用してポートを増やす。
・親機と子機の切り替えスイッチの説明とリセットスイッチの表示。上の背面と対応する。
・右下の赤いシールは、貸し出し管理用のシール。製品には貼ってない。
マニュアルに記載のあるよい接続方法と悪い接続方法
(注)マニュアルの引用は、著作権者より許諾を得ています。
・マニュアルでは、もしACアダプタや充電器を同時接続するときは、ノイズフィルターの付いた電源タップを利用するように推奨している。
・ノイズの関係で推奨できない接続方法がマニュアルに描かれている。
・実測でも速度の低下が見られた接続方法なので避けたい。
通信速度をチェックする機能
先の記事でも紹介しましたが、簡易に実効速度を計測することができます。実際に運用する前にチェックでき、とても便利です。LEDが2つ点灯してれば、問題なくLANを利用できます。1つでも接続は可能です。
・子機のセットアップや通信速度を表示するときに利用するスイッチ。
・1度押すと、通信速度の調査が始まる。
・LEDが順番に点灯して、調査が進む。
・すべてのLEDが点灯したので、電波状態はかなりよいことが分かる。
・このあと、しばらくすると、通常の表示に戻る。
・先の記事にも挙げたが、LEDの点灯数でおおよその通信速度が分かる。
PLCモデムの設定画面
PLCモデムの設定は、ブラウザのアドレス欄にPLCモデムのIPアドレスを入力して設定を行います。 以下がそのメニューです。なお、PLCモデムは、ブリッジとして作動しますので、PLCモデムのIPアドレスと実際に運用するネットワークのIPアドレスが別のネットワークアドレスでも全く問題ありません。
・PLCモデムのファームウェアをブラウザで表示。
・ステータスで現在の状況が分かる。
・「オプション」メニューでは、PLCモデムの設定を行う際のIPアドレスが表示される。変更も可能。
・PLCモデム自体は、ブリッジとして作動しているので、このIPアドレスはファームの設定を変える時専用のIPアドレスだ。
・ファームウェアがバージョンアップされたら、ここでその登録を行う。
・PLCモデムの再起動をファームウェアから行うこともできる。
次回の記事は、PLCモデムを実際に運用する際の接続方法を詳しく述べましょう。お楽しみに。