ワンクリック詐欺の相談が過去最高の372件
セキュリティに関する届け出や相談を受け付けている情報処理推進機構(IPA)は2008年7月2日、「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[2008年6月分および上半期]」を公表した。それによると、2008年6月の相談総件数は1211件で、2005年に統計を取り始めてから最多となったという。中でも、「ワンクリック不正請求」に関する相談が過去最多の372件に達した。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20080702/310032/?ST=security
ワンクリック不正請求(ワンクリック詐欺)とは、インターネットを悪用するネット詐欺の一種である。Webサイトに置かれた画像やリンクなどをクリックしただけで、有料サイトに登録したとみなして料金を請求する。
このほか、6月のウイルスの届出件数は2002件で、前月の1737件から約15%増加。ただし、半期ごとの届出件数を見ると減少傾向が続いており、2005年上半期には2万8265件だった届出件数が、2008年上半期には1万993件と3年前の約4割の水準にまで減少した。その要因としてIPAは、大量メール配信型ウイルスの出現が少なく、大規模に被害を発生させる事象が減少したことを挙げている。
(吉田 晃=日経パソコン) [2008/07/02]