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最新記事【2008年07月17日】

株式会社ザイナス(福岡市)は本日7月15日、福岡天神地域の無線LAN化を進める天神・大名WiFi化協議会(福岡市)がiPhoneなどの携帯情報端末向けに提供している「天神WiFiサイト(http://tenjin.kyushu-wifi.net)」のタウン情報サービス「天神ナビ」に同社が運営する無料SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)サイト「ザイメニュー(http://www.zimenu.jp/)」のタウン情報データを提供したことを発表した。

http://japan.zdnet.com/release/story/0,3800075480,00034415p,00.htm

「ザイメニュー」は全国向けの無料SNSサイトで、ケータイ・パソコンおよびiPhoneなどに対応しており、現在会員登録数約1,800名で地元福岡では最大級。 天神・大名 WiFi化協議会は福岡市の天神・大名地区を中心に無線LANルーターを利用して無料インターネット空間環境の構築を目指すプロジェクトを産学官で推進している任意団体で、今回SNSサイト「ザイメニュー」の福岡での圧倒的な会員数と情報量、ならびにiPod touchやiPhoneへの対応など、優れた先進性に着目し「天神WiFiサイト」への採用を決定した。

株式会社ザイナス(福岡市)は本日7月15日、天神地域を無線LANによる無料インターネット空間で包み込むプロジェクトを進める天神・大名WiFi化協議会(福岡市)がiPhoneなどの携帯情報端末向けに提供している「天神WiFiサイト(リンク)」のタウン情報サービス「天神ナビ」に同社が運営する無料SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)サイト「ザイメニュー(リンク)」のタウン情報データを提供したことを発表しました。

無料SNSサイト「ザイメニュー」はケータイ・パソコンおよびiPhoneなどに対応しており、現在会員登録数約1,800名で福岡の地元SNSサイトとしては最大級で、これと連動する店舗集客支援サイト「ザイショップ」(リンクのスポンサー店舗や会員のクチコミにより登録されたカフェなどの店舗情報が約2,000件あり、飲食店のメニューや商品などの情報が3,000件以上登録されています。

天神・大名 WiFi化協議会は福岡市の天神・大名地区を中心に無線LANルーターを利用して無料インター ネット空間環境の構築を目指すプロジェクトを産学官で推進しています。

同協議会は無料SNSサイト「ザイメニュー」の福岡での圧倒的な会員数と情報量、ならびにiPod touchやiPhoneへの対応など、優れた先進性に着目し「天神WiFiサイト」への採用を決定。それを受けてザイナスが無料SNSサイト「ザイメニュー」のシステム上に「天神ナビ」用の表示画面を新たに作成し「天神WiFiサイト」に直結する形での提供となりました。

天神WiFiサイトにアクセスして天神ナビを選択し、天神大名のエリアマップをクリックするとエリアごとの店の情報や地図ならびに口コミ情報などが無料で閲覧できます。 利用者は基本的に閲覧のみですが、「ザイメニュー」に会員登録すればお店やメニューの写真の投稿と口コミ情報などの書き込みができるようになります。

株式会社ザイナスは、飲食業・物販・サービス業など幅広い業種に対応した店舗集客支援サイト「ザイショップ」を主な収益源とし、SNSなどネットコミュニティ運営のコンサルティングやGPS位置情報や店舗情報をリアルタイムに連動させたコンテンツシステムの構築を得意する地元ベンチャー企業で、同社の渡邊社長は「今後も天神・大名WiFi化協議会と協力し、天神・大名の公衆無線LAN空間を活用して街をゲンキにするいろいろな新しいサービスの開発に挑戦して行きたい。 また、ザイメニューなどを通してWiFi化やモバイル・ネット・コミュニティを活用した全国の街おこしや村おこしプロジェクトには積極的に協力して行きたい。」としています。

インテルは7月16日に、新世代のノートPCプラットフォームとなるCentrino 2を正式に発表した。FSB1066MHzへの対応、切り替え可能なグラフィックス機能、WiMAXを想定した無線LANなどが注目される。

 インテルは、新世代のノートPC向けプラットフォーム「Centrino 2 プロセッサー・テクノロジー」(以下、Centrino 2)を発表した。

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0807/16/news045.html

 これまで、開発コード名の「Montevina」と呼ばれてきた新しいプラットフォームは、従来のCentrinoと同様に、ノートPC向けのCPU、チップセット、そして無線LANを始めとするネットワークコントローラで構成される。CPUは、従来のCentrinoを構成してきたモデルと同じ、45ナノメートルプロセスルールとHigh-Kメタルゲートを採用しているが、Centrino 2を構成するモデルでは、FSBが1066MHzまで対応し、2次キャッシュも最大6Mバイト実装するモデルが登場する。

 チップセットは、Centrino 2に併せて登場したモバイル向けのIntel 4シリーズで、グラフィックスコアを統合した「Intel GM45 Express」とグラフィックスコアを統合しない「Intel PM45 Express」が用意される。どちらもFSB1066MHzと667MHzに対応し、利用できるメモリはDDR3-1066/800/677、もしくは、DDR2-800/667で、最大搭載容量は8Gバイトに達する(DDR3-667の対応は2008年後半になる予定)。また、Intel GM45 Expressに統合されるグラフィックスコアは、動作クロック533MHzのIntel GMA X4500HDになる。ネットワークコントローラでは、無線LAN対応のインテル WiFi Link 5000シリーズが新たに発表された。このコントローラは、IEEE 802.11 a/gのほか、802.11n(ドラフト)もサポートする。

 Centrino 2では、新しい省電力機能として、「スイッチャブル・グラフィックス」が加えられる。この機能は、チップセットに統合されたグラフィックスコアと外付けの専用GPUを、専用スイッチを使った切り替え、または、供給電源の状態(AC電源使用、バッテリー駆動時)を検知した自動切り替えが行える。AMDの新世代ノートPC向けプラットフォーム(通称“Puma”)で導入されたHybrid Graphicsと同じように、グラフィックス処理の負荷が軽いときは統合されたグラフィックスコアを有効にして消費電力を抑え、3Dなどのグラフィックス処理の負荷が重いときは外付けの専用GPUを有効にして、性能を向上させることが可能になる。

 また、ビジネス市場向けのノートPCプラットフォームとなる「vPro テクノロジー インテル Centrino 2」では、ワイヤレス接続における遠隔操作やシステム診断、往診、修復などが可能になるほか、インテル アクティブ・マネージメント・テクノロジー)によって、電源をオフにした状態でもリモート管理を可能にし、ファイアウォールを超えた遠隔設定ができるようになる。

 なお、インテルは、Centrino 2の無線LANコントローラで対応することになるWiMAXについて、インテル WiMAX/WiFi Link 5050番台をノートPC向けに出荷する予定で、日本ではUQコミュニケーションズが、2009年の2月から東京23区と横浜で、2009年夏ごろに東名阪エリアでそれぞれ試験サービスを実施する計画であることを明らかにしている。

 バッファローは、ソフトウェアルータ機能を備えたUSB 2.0接続型の無線LANアダプタ「WLI-UC-G」を7月下旬に発売する。標準価格は1649円。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22508.html

 WLI-UC-Gは、IEEE 802.11gに準拠した無線LANアダプタ。WLI-UC-Gを接続したPCを無線LANルータとして利用できるソフトウェアルータ機能を搭載するほか、7月1日より提供が開始された日本語対応の「XLink Kai Ver.7.4.15」に対応。PSP向けゲームソフト「モンスターハンターポータブル 2nd G」でも動作確認済みだという。

 セキュリティ面では64/128bitのWEP、WPA、WPA2をサポートし、無線LAN設定システムはAOSSとWPSをサポート。本体サイズは21×74×H10mm(幅×奥行×高)、重量は約20g。


■ URL

  ニュースリリース

  http://buffalo.jp/products/new/2008/000765.html

■ 関連記事

・ バッファロー、Vistaに対応したゲーム機用USB無線LANアクセスポイント


(甲斐祐樹)

2008/07/16 13:33

ソフィアモバイルとシアーズは、PHSや無線LANを経由してデータを受信・表示できる小型装置を開発した。

[ITmedia]2008年07月16日 14時48分 更新

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0807/16/news072.html

 ソフィアモバイルとシアーズは7月16日、広告映像などのデータをネットワーク経由受信・表示できる小型の電子広告装置を開発したと発表した。今年秋に両社で商品化を予定する。

 開発した端末は、5インチの液晶モニターを搭載。無線LANや有線LAN、PHS網などを経由して、センター側から各端末に広告の動画や画像といったデータを配信できるのが特徴で、ケーブル配線をすることなく、消費者にプロモーションできる。従来よりも小型化し、狭い商品棚に設置できるようにした。

 さらにICカードリーダを内蔵しており、ICカード機能を搭載する携帯電話端末をかざすと、広告映像に連動した商品プロモーションのWebサイトを携帯電話に表示させるといったことができるという。

 両社ではスーパーマーケットやドラッグストア、飲食店、アミューズメント施設などでの利用を見込んでおり、ソフィアモバイルが「nanica5」、シアーズが「MF5 Impac・TV」の名称でそれぞれ商品化する。

製品イメージ 概要 nanica5

OS Windows CE 5.0

画面サイズ WVGA(800×480ドット)

オーディオ ステレオスピーカ、AVミニジャク

再生ファイル Windows Media Video

その他 ICカードリーダ、タッチログ取得、Msys番組表連動

通信インタフェース WiFi、PHS、CF型通信カード

外部メディア SDカード、CFカード

サイズ 幅200×高さ100×奥行き30ミリメートル、重量未定

バッファローは、USB2.0用無線LAN子機の新モデル「WLI-UC-G」を、7月下旬より発売する。

http://news.kakaku.com/prdnews/cd=pc/ctcd=0077/id=3259/

省スペース設計のボディを採用し、従来機種「WLR-UC-G」と比べ、体積比約36%の小型化を実現。「ソフトウェアルータ(無線親機)機能」を搭載し、インターネットに接続したPCのUSBポートに接続するだけで、ニンテンドーDS/Wii/PSP/PS3などのゲーム機でWi-Fiが可能だ。PSPなどのゲーム機で、世界中の人たちと通信プレイを可能にするTeam Xlink製ソフトウェア「XLink Kai Ver.7.4.15 純正日本語版」にも対応する。

また、無線LAN簡単設定方式「AOSS」および「WPS」の2種類に対応。場所に応じて、ソフトウェアルータと無線子機のモードを切り替えて使用することが可能だ。

このほか、「TKIP」や「WEP(64/128bit)」といった従来方式の暗号化方式のほか、「WPA2」にも対応。自由に角度や向きを調整できるUSBケーブルが付属される。本体価格は1,570円。

 インテルは2008年7月16日、ノートPC向けプラットフォームの新型「Centrino 2」を発表した。プラットフォームとは、プロセサやチップセットなどパソコンを構成する基本部品の総称。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080716/310967/

 Centrino 2のポイントは、画像処理性能や無線通信機能、管理機能を強化したこと。3次元画像の処理については、前バージョンであるCentrinoに比べて2倍近い処理速度を実現したという。

 ブルーレイディスクの再生も可能にした。以前は外付けの画像処理プロセサが必要だった。合わせて、家電で搭載が進みつつあるHDMIもサポートした。家電指向のノートPCが増えていることを踏まえたものだ。

 消費電力の低減も意識した。今後インテルが投入する熱設計電力(設計上想定される最大消費電力、TDP)を25Wにまで低めたプロセサも動作するように仕様や機能を調整した。従来のインテル製ノートPC向けプロセサのTDPは35W~44W。

 新型の無線LANモジュール「WiFi Link 5000番台」を搭載し、「IEEE802.11n」のドラフト版(現在は標準化作業中)に準じた無線通信機能を備える。802.11nは数百Mビット/秒の通信速度を実現する規格。従来の無線LAN通信規格で最速なのはIEEE802.11aやgで、最大通信速度は54Mビット/秒。

 Centrino 2には企業向けバージョンである「vPro Centrino 2」も用意する。インテルが開発したクライアント管理機能「vPro」を搭載したもので、今回は特にリモート管理機能「AMT(アクティブ・マネジメント・テクノロジ)」を強化した。ノートPCがスリープ状態かハイパネーション(休止)状態であれば、無線LANを通じてOSの再インストールやパッチの適用といったリモート管理を実行できる。以前は有線LANに接続させておく必要があった。

 また、社外に持ち出したノートPCのリモート管理を可能にする機能を備えた。vPro機能に対応したゲートウエイ・サーバーを使って、インターネットに接続した社外のノートPCと社内LANを相互に接続。社内のシステム管理用コンソールから社外のノートPCの動作をチェックしたり設定を変更したりする、といったことが実現できるという。

 インテルの吉田和正共同社長はノートPCの位置づけが高まっている旨に触れた(写真1)。「世界におけるパソコンの市場規模は2001年時点では1億3100万台程度だったが、2008年には3億台に達した。この間に特に伸びたのはノートPC。市場を牽引するノートPC用に革新的な技術を惜しみなく投入していく」(吉田社長)。

 同日、アスース、NEC、エプソンダイレクト、ソニー、東芝、日本HP、松下電器産業、レノボ・ジャパンなど主要パソコンメーカーがCentrino 2搭載ノートPCを発表した(写真2)。


(高下 義弘=日経コンピュータ) [2008/07/16]

 インテルは2008年7月16日,ノート・パソコン向けプラットフォーム「インテル Centrino 2 プロセッサー・テクノロジー」を発表した(写真1)。構成要素となるCPU,チップセットおよび無線LANモジュールを一新。企業向け機能の目玉として,スリープ状態でも無線LANを通じた遠隔操作を可能にするなど管理性を向上させた。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080716/310965/

 Centrino(セントリーノ)は,インテル製CPUとチップセット,および無線LANの組み合わせで一定の条件を満たすプラットフォームを指すブランド名。2003年デビュー時のPentium Mベースから5世代目に当たり,今回初めて「Centrino 2」とブランドとしてのバージョンを上げた。個人向けではBlu-rayの再生支援,企業向けではvProの強化の2本柱がメジャー・バージョンアップの理由だ(写真2)。

無線LANは450Mビット/秒対応に,モバイルWiMAXは来夏

写真2●個人向けではBlu-rayの再生支援,企業向けではvPro強化による管理性向上がCentrino 2の目玉

[画像のクリックで拡大表示] Centrino 2ブランドのCPUは,製造プロセル・ルールを45nmに微細化した新チップ。重量2~3kg前後の高性能ノートPCへの搭載がメインとなる。Core 2 Extreme X9100またはCore 2 Duo T9600/T9400/P9500/P8600/P8400の6製品を用意した。動作周波数は2.26G~3.06GHz。最大6Mバイトの2次キャッシュを備える。熱設計の目安となる消費電力(TDP)はX9100が44W,T9600/9400が35W,P9500/P8600/P8400は25W。

 チップセットは「モバイル インテル 45 Express」シリーズ。グラフィックスを内蔵するGM45 Expressは動作周波数を533MHzに向上させると同時に,負荷に応じて外付けのグラフィックス・チップと内蔵グラフィックスを使い分ける省電力機構を搭載した。

 無線LANモジュールは802.11n対応第2世代モジュールの「インテル WiFi Link 5000」シリーズ。最上位のWiFi Link 5300は3ストリームのMIMO(multiple input multiple output)に対応し,通信速度は最大450Mビット/秒に上がった。

 なお米国ではモバイルWiMAXと無線LANの統合モジュール「WiMAX/WiFi Link 5000」シリーズを2008年内に出荷する。国内については,UQコミュニケーションズによる事業化に合わせて出荷を始める。UQコミュニケーションズは2009年2月に東京23区と横浜市で試験サービスを開始,同年夏ころに東名阪エリアでサービス提供する計画だ。

電源オフのクライアントをワイヤレス管理

写真3●vProテクノロジー インテル Centrino 2 vProの管理ネットワークを通じてトラブル・シューティング

[画像のクリックで拡大表示] CPUがCore 2 Duo,チップセットが45 Expressシリーズ,無線LANモジュールがWifi Link 5000シリーズ,イーサネット・コントローラが82567LM,および管理用ファームウエアの組み合わせの場合は,「vProテクノロジー インテル Centrino 2」と呼称。OSに依存しないソフトウエアの更新や電源管理が可能になる。

 vProブランドの管理機能である「AMT」(active management technology)はバージョン4.0にアップグレード。電源オフ時や休止状態では有線LAN,スリープ状態なら無線LAN経由でのリモート管理が可能になった。このほか企業のファイアウォール外からの遠隔設定機能,Webサービスによる管理インタフェース「WS-Management」や業界標準の遠隔管理仕様「DASH 1.0」対応などを追加した。

 発表会では,自宅作業中の従業員のパソコンでWebブラウザからのインターネット接続が不能になった状態を想定したvProによる遠隔管理をデモ(写真3)。vProがファームウエア・レベルで実現する社外クライアント-社内管理サーバー間の管理用セッションを通じて原因を特定し,遠隔からネットワーク設定を修復してみせた。


(高橋 秀和=ITpro) [2008/07/16]

アイ・オー・データ機器は、無線LANブロードバンドルータの新モデル「WN-GDN/R2」を、8 月中旬より発売する。

http://news.kakaku.com/prdnews/cd=pc/ctcd=0077/id=3267/

IEEE802.11b/gに加え、高速無線LAN規格Draft IEEE802.11nに対応。従来の20MHz幅の2倍、40MHzの帯域を使用した「ワイドバンド機能」を搭載したことで、理論値最大300Mbpsの高速通信が可能。最大77Mbpsの高速スループットも実現しており、障害物の多い場所でも安定した無線LAN通信が行える。

また、簡単な操作で無線LANの接続設定を完了できる「クイックセットアップ+」を採用。インターネット環境に応じて自動的に設定を切り替える「クイックネットスタート」機能なども備える。

このほか、USBアダプターセット「WN-GDN/R2-U」もラインアップ。本体価格は、「WN-GDN/R2」が9,300円、「WN-GDN/R2-U」が12,500円。

まねきTV」というサービスがある。海外にいながら日本のテレビ番組を見られるサービスで、永野商店という個人経営の小さな会社が始めたネットビジネスだ。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080716/165551/?ST=life

 このビジネスの仕組みは次のようなものだ。

 ソニーが発売している「ロケーションフリー」という商品がカギになっているのだが、これは、テレビ放送やHDDレコーダーに録画した番組を、無線LANやインターネットを介して、場所を問わず視聴できるAV電送機器である。

「まねきTV」は、このロケーションフリーを有料で預かるサービスだ。契約者は購入したロケーションフリーを永野の会社に配送するだけで、ブロードバンド回線を通じて、自分のパソコンやPSPなどで好きな番組をどこにいても視聴することができる。

 その永野商店は、著作隣接権侵害だとして、NHKと民放5局からサービス差し止めなどの請求をされていたが、今年6月、東京地方裁判所は、本訴でも請求棄却の判決を出した。

 本書が書かれた時点では、まだ仮処分申請の段階だったが、このときも地裁、高裁で棄却、最高裁への抗告は却下されている。テレビ局側が負け続けという結果だった。

 実は、その「まねきTV」に先駆けて、「録画ネット」というサービスが裁判沙汰になったことがある。海外など遠隔地にいるユーザーが東京キー局のテレビ番組を視聴できるというもので、内容的には「まねきTV」と何ら違わないように見える。だが、この裁判ではテレビ局側の主張が認められ、サービス中止に追い込まれている。

 その流れもあって、「まねきTV」とのトラブルも勝つ気満々だったテレビ局側。その鼻柱がへし折られたのは、サービス提供のシステムと法解釈の違いによるものだ。

「録画ネット」では、サービスを受けるためのテレビパソコンの調達やソフト開発は同社が行っていた。パソコンはクライアント個人のものだが、それを同社が一括管理していたので、サービスは「録画代行」と見なされ、違法との判断が下された。

 一方、「まねきTV」の場合、ロケーションフリーという既存の商品を使っているため、個人的に受信したものを個人的に中継して見ているだけの私的行為だという解釈が成り立つ。それが明暗を分けた。

 実際、法律に明るくない一般消費者からすれば、「まねきTV」は、「録画ネット」では空いていた法の穴を埋めただけに思えるのではないか。

「これでは著作権が及ばないビジネスモデルができてしまう」と、業界を震撼させた先の永野事件の当事者を皮切りに、著者は、著作権担当の弁護士や元官僚、著作権管理団体や制作プロダクションの人間など、著作権とその利権に関わる人々へのインタビューを試みる。著作権をめぐっていま何が問題になっているのかを、炙り出そうとしたのが本書だ。


著作“隣接権”との関係が問題だ

 さて、一口に著作権というが、それは「著作者人格権」と「著作財産権」に分けられる。

 前者は、著作物をどういう形で発表するかを決める権利や、著作物に氏名を表示する権利、著作物の改変や切除を認めない権利など、いわばクリエイターの名誉を守るもの。後者は、印刷などによって著作物を複製する権利、それを販売する権利など、クリエイターの利益を守るものである。

 それらに付随して、レコード事業者や放送事業者などが有する「著作隣接権」というものがある。著作物を公衆に伝達するという前提のもと、録音・録画したり、送信したりする権利を指す。これがいちばんの曲者だ。いま声高に「著作権問題」として叫ばれていわれているものは、先の著作者人格権VS著作隣接権、あるいは著作財産権VS著作隣接権という図式の争いのように見えなくもない。

 その証拠に、著作権云々でコンテンツの流通に歯止めをかけているのは、クリエイター自身より、二次使用の利権を狙う第三者が主である。

 たとえば、ほとんどのテレビ番組は、テレビ局の依頼を受けた制作プロダクションによって作られている。著作権はプロダクション側にあるのだが、テレビ局の許可なしに二次使用することは事実上不可能である。

 なぜなら、タレントのキャスティング業務や交渉、プロデューサー業務を担っているのは局であり、コンテンツの流通の窓口も原則、局が握っているケースが多いからだ。海外への流通やマーチャンダイジングに関しては、プロダクションと話し合う場合もあるようだが、そもそも局の既得権があまりに強い。過去のコンテンツなどを二次使用したくても、ウィンドーコントロールをしているのが局なのだから、どうしたってプロダクションは「頼んでする」立場に置かれてしまうと本書にはある。

 また、広告がネットの方に流れているため、資金的にはずっと潤ってきた放送事業者も、いまや中期経営計画に「放送外収入の増加を目指す」「コンテンツのマルチユースを促進する」と掲げなければいけないような状況だ。にもかかわらず、コンテンツのデータベース化は遅々として進んでいないし、民放連などは誰が費用を出資するのかが滞っているせいだと言い訳する始末。

 日本のコンテンツを国際的に流通させるためにも、戦略を練らなければいけないわけだが、日本はその分野でも遅れを取っているという。

 公衆無線LANは,携帯電話などと違ってサービスごとに提供エリアの差が大きい。しかも,一つのアクセス・ポイントのカバー範囲が狭いため,各社サービスの提供エリアは意外に重なっていない。自分の生活動線にアクセス・ポイントが存在するサービスを選ばないと,全く使い物にならないことになる。契約前に,事業者のWebサイトで,エリアが自分の生活動線に合うかどうか調べておこう。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080707/310260/?ST=network

エリア拡大で実用度増す無償サービス

 料金を重視すると,まず無償サービスが候補に挙がる(表1)。著名なのはFREESPOTとFON。これらの無償サービスもエリアの拡充で実用度が増している。FREESPOTは全国に約6200のアクセス・ポイントがあり,「渋谷や新宿の大型ビジョンの付近にアクセス・ポイントを設置する動きも進んでいる」(バッファロー ブロードバンドソリューションズ事業部の山下誠フリースポットプロジェクトチームリーダー)。

表1●無償の主な公衆無線LANサービス

 住宅街が中心で商業エリアに弱いとされていたFONもライブドアとのローミング提携でJR山手線圏内を高い密度でカバーした。「英国ではBTとの提携でアクセス・ポイントが170万台以上に増えた。日本でも通信事業者と提携して対応エリアを広げていきたい」(フォン・ジャパンの藤本潤一CEO)と意気込む。

 ただ,無償サービスはどうしてもエリア展開の一貫性に欠ける。提供事業者がアクセス・ポイントの設置場所をコントロールしているわけではなく,草の根的にエリアを拡大しているためだ。これに対して有償のサービスは主要な駅や空港,店舗など商業エリアを中心にアクセス・ポイントを設置しており,「ここに行けば使える」というメドが立ちやすい。多くのユーザーは現実解として,有償サービスと無償サービスを補完的に使うことになる。

有償はNTT系とソフトバンク系に大別

 有償のサービスは,NTTグループ系とソフトバンクテレコムに大別できる。全国に広くアクセス・ポイントを設置しているのはこの2グループだけ(表2)。その他の事業者は大抵,これらのインフラを借りてサービスを提供している。例えばトリプレットゲートや日本通信はソフトバンクテレコムなどのインフラを使ってサービスを提供している。

表2●空港や駅,店舗の無線LANエリア化が進む

[画像のクリックで拡大表示]

 エリアの拡大に特に力を入れているのはNTTグループである。NTTブロードバンドプラットフォームが各社共通のアクセス・ポイントを設置しており,その数は2008年4月末時点で6555。駅や空港,大手ホテルなどのカバー率は群を抜く。これに対してソフトバンクテレコムはJRグループ各社の駅や空港,マクドナルドなどの店舗にエリアを展開しているものの,NTTグループに比べるとカバー率はやや低い。エリア・カバー率重視であればNTTグループになる。ただ,「マクドナルドの利用が多いのでソフトバンクテレコム」といった選び方もある。

 さらに,それぞれの事業者のローミング提携先も確認する必要がある。できるだけ広い範囲で使いたいなら,ローミング先まで含めて生活動線に照らし合わせる方が良い。NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」のように,海外ローミングに力を入れている事業者もある。ただ,ローミングに関しては標準(無償)で利用できるエリアと,追加料金が必要なエリアが分かれていることがあるので注意したい。

 逆に,日常の行動範囲が狭い場合,あるいは出張先で一時的に使いたいといった場合には,エリア限定や期間限定のサービスも候補になる。JR山手線圏内で十分ならライブドアのサービスが選択肢に入る。理経の「BizPortal」のように成田国際空港や新宿駅周辺,六本木ヒルズなどのスポットで1日や1週間単位で利用できるサービスもある。スポット提供のサービスは多くあり,東海旅客鉄道(JR東海)も東海道新幹線の東京-大阪間で乗客向けの車内無線LANサービスを2009年3月に開始する予定だ(写真1)。

写真1●2009年3月から東海道新幹線の車内で無線LANが利用可能に

(榊原 康=日経コミュニケーション) [2008/07/16]

 Sony Computer Entertainment America(SCEA)は15日(現地時間)、プレイステーション 3(PS3)およびプレイステーション・ポータブル(PSP)向けの動画配信サービスを同日より開始すると発表した。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22506.html

 コンテンツはダウンロード配信で提供され、レンタル方式と販売方式の2種類を用意。レンタル方式では視聴可能期間は14日間で、1度再生したコンテンツは最初の再生から24時間まで視聴できる。価格帯はレンタルが2.99~5.99ドル、販売が9.99~14.99ドルを予定する。

 コンテンツは20th Century Fox、Lionsgate Entertainment、MGM Studios、Paramount Pictures、Sony Pictures Entertainment、及びWarner Bros. Entertainmentがレンタル方式と販売方式に対応し、The Walt Disney Studiosなどはレンタル方式のみ。コンテンツ数は約300本の映画と1200話以上のテレビ番組やオリジナルコンテンツを用意し、HD品質のコンテンツも提供する。また、本サービスの独占作品として、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン制作のオリジナルアニメ「忘年のザムド」をHDとSDで提供する。

 配信はPLAYSTATION Storeで行われ、PLAYSTAION Networkのユーザーアカウントを利用できる。著作権保護技術にはMarlinを採用し、購入したコンテンツは複数のPSPで視聴することも可能。同技術は日本のテレビ向けポータルサービス「アクトビラ」でも採用されている。

 合わせてSCEAでは、米国でPS3の80GBモデルを発売すると発表した。すでに発売されている40GBモデルの容量を拡張したもので、無線LAN機能などは搭載するがPS2互換機能は非対応となっている。価格は399ドル。

 なお、日本における動画配信サービスについては現時点で未定。PS3の80GBモデルについても日本発売は未定としている。


■ URL

  ニュースリリース(英文、PDF)

  http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/080715a.pdf


(甲斐祐樹)

2008/07/16 12:12

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