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最新記事【2008年07月09日】

独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)が発表した2008年上半期の「コンピュータウイルス・不正アクセス届出状況」によれば、3年前に比べてコンピュータウイルスの届け出数は6割減少したという。

http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20376599,00.htm

 2005年上半期のコンピュータウイルスの届け出数が2万8265件であったのに対し、2008年上半期は1万993件にまで減少した。1年間の検出数の推移を見ると、2007年9月から11月にかけては増加したものの、その後は減少傾向に移り、2008年3月以降は横ばいで推移している。なお、種類としては依然として「W32/Netsky」が総検出数の大多数を占める状況が続いている。

 2008年上半期の不正アクセス届出状況では、届出件数が合計62件となり、前期に比べ届出総数は約17%減、被害にあった件数の割合は約13%減となった。そのうち、実際に被害があった届出は49件と全体の約79%を占めている。これらの原因の内訳は、IDやパスワードの管理不備が17件、古いバージョンの使用・パッチ未導入が5件、設定不備が2件などとなっている。

 6月のコンピュータウイルス届出状況では、ウイルスの検出数は約23万6000個と、5月の約20万個から18.2%増加した。また届出件数は2002件となり、5月の1737件から15.3%増となった。検出数の1位は「W32/Netsky」で約20万5000個、2位は「W32/Mywife」で約1万4000個、3位は「W32/Mytob」で約4000個となっている。

 不正アクセス届出の件数は13件であり、そのうち11件が何らかの被害に遭っていた。また、不正アクセスに関連した相談件数は36件であり、そのうち15件が何らかの被害に遭っていた。被害届出の内訳は、侵入6件、DoS攻撃が3件となっている。

 2008年6月の相談総件数は1211件であり、2005年に統計を取り始めてから最多の件数を記録した。そのうち「ワンクリック不正請求」に関する相談が372件(5月は320件)と過去最多記録を更新している。このほか、「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談が14件(5月は1件)、Winnyに関連する相談が4件(5月は8件)などとなっている。

 またIPAでは、一般家庭の無線LANに関して「無線LANが外部から不正アクセスされていないか不安になった」という内容の相談が目立つことから、セキュリティ設定の確認を呼びかけている。無線LANのセキュリティ設定管理を怠ると、「無線LAN環境に侵入され、重要な情報を盗まれる」「無線LAN環境を無断で利用される」「通信データを盗聴される」といった被害が想定される。IPAではセキュリティ情報の設定が簡単にできる「Wi-Fi Protected Setup(WPS)」に対応した機器を使用するか、手動で設定するなどの対策を勧めている。

JR東海は、東海道新幹線最新車両「N700系」に於いて、平成21年3月を目処に、無線LAN接続の導入を開始すると発表した。

http://diamond.jp/series/digitre/10006/

 最近ではノートパソコンを持って出張に出かけるビジネスパーソンが増えている。N700系ではその点を考慮し、普通車にも窓側の席の足下にコンセントを配置。また、グリーン車では各座席ごとにコンセントを配置するなど、ノートパソコンの利用をかなり意識している。

 そして無線LAN接続だ。

 このサービスが始まれば、移動中の車内でもインターネットに接続することができるようになる。データ通信速度は下りが約2Mbps、上りが約1Mbpsの予定だという。

 やや速度は遅いが、メールのチェックや通常のWebブラウジング程度ならばそれほど問題ではないだろう。

 さて、この無線LANサービスにより、ビジネスはどのように変わるだろうか?――

 新幹線と並び国内移動に使われる飛行機では、インターネットへの接続はおろか、携帯電話すら使えない。飛行機に乗っている間は、ネットワークからは遮断されてしまう環境だ。

 例えば、東京から博多へ出張する場合、飛行機ならば空港から空港まで約1時間40分。新幹線の場合は約5時間だ。

 時間だけ比べると圧倒的に飛行機のほうが早い。しかし、移動中の時間を有効活用できるとすれば、新幹線に利がある。

 最近では、ノートパソコンとインターネット回線があれば、どこでも仕事ができる場合が多い。新幹線を使えば、5時間の移動時間もオフィスや自宅で仕事をしているのとほぼ同じ状態になれるといえるのではないだろうか。

 1時間40分のあいだ仕事が止まってしまう飛行機と、移動時間を丸ごと仕事に充てることも可能になる新幹線。この差は意外と大きい。

 おそらく、JR東海が考えるN700系は「高速移動オフィス」だ。忙しいビジネスパーソンにとって、移動時間の短縮はもちろん歓迎すべきことだが、ノートパソコン1台あれば仕事の大半はこなせる現代においては、インターネット接続ができる環境であれば、長時間の移動のほうが仕事がはかどることになる。

 また、N700系では喫煙スペースも配置されており、喫煙者にとってはその点においてもかなりのアドバンテージとなる。細かいことだが、座席を回転させることもできるので、少人数でのちょっとした会議などもこなせるだろう。

 加えて、新幹線の主要駅の待合室でも無線LAN設備を整える予定になっており、それこそインターネットが移動中どこでも使える環境になる。

 移動時間すら無駄にしたくないビジネスパーソンにとっては、来年3月からのN700系は、第2、第3のオフィスになる。多忙な人ほど移動時間の長い新幹線を利用する、という逆転現象が起こるかもしれない。

(三浦一紀)

アセロス・コミュニケーションズは,IEEE802.11nに準拠し,デュアルバンド(2.4/5GHz帯)で最大600Mbpsの物理速度を提供するホームルータ向けの無線LANプラットフォーム「AR9002AP」のサンプル出荷を国内で開始すると発表した。

http://www.elisnet.or.jp/news/news_detail.cfm?select_news_id=15585

「AR9002AP」は,高性能ホームルータに必要な要素を1枚のコンパクトな基盤に集積し,競合製品と比較して最大50%のBOMを削減するほか,ワイヤレス・ネットワークのQoSを向上する同社独自のiQUE技術を搭載。これにより,ホームルータのメーカは,従来のインターネットアクセスに加え,1台で複数のストリーミングを同時にサポートできる高性能無線LANルータをより低コストで開発できるようになる。

その他の特長として,ギガビット・イーサネットスイッチ向けIC「AR8316」とファストイーサネットスイッチ向けIC「AR8216」をオプションで提供する点や,業界標準の802.11eに準拠し,無線LANのサービス品質を保証するWMM,WMM PowerSaveをサポートする点,Universal Advanced Power Save機能により,「AR9002AP」を搭載するルータに接続するモバイル端末のバッテリ寿命を延長する点などが挙げられる。

コレガは、無線LANブロードバンドルーター「CG-WLBARGNH」を、7月中旬より発売する。

http://news.kakaku.com/prdnews/cd=pc/ctcd=0077/id=3184/

高速無線LAN規格「Draft IEEE802.11n」に準拠するほか、IEEE802.11g/bにも対応。新型電波増強アンテナと電波強度向上を図る内蔵ツインパワーアンテナを搭載し、理論値最大300Mbpsの高速通信を実現している。

また、すべての有線LANポートにギガポートを搭載し、次世代の高速通信サービスにも対応可能。有線LANポートに接続されている機器のリンク状態を自動的に判別し、LANポートへの電力出力をコントロールするパワーコントロール機能「エコピタ」を搭載しており、最大35.4%の節電が可能だ。

このほか、「WPS(Wi-Fi ProtectedSetup)」に対応し、ボタン1つで簡単に無線通信と暗号化を設定可能。CardBus用無線LAN PCカード「CG-WLCB300GNM」とのセットモデル「CG-WLBARGNH-P」や、無線LAN USBアダプタ「CG-WLUSB300GNM」とのセットモデル「CG-WLBARGNH-U」がラインアップされる。価格は「CG-WLBARGNH」が12,075円、「CG-WLBARGNH-P」と「CG-WLBARGNH-U」が17,850円(いずれも税込)。

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