電力線LAN団体HomePlugと松下,IEEE P1901検討グループにBPL仕様を共同提案
電力線利用の家庭内ネットワークに関する業界団体HomePlug Powerline Allianceと松下電器産業は,電力線を介した広帯域接続(BPL:Broadband over Power Line)の規格策定に取り組む米国電気電子学会(IEEE)のワーキング・グループ「IEEE P1901 Work Group(WG)for BPL」(関連記事:IEEE,電力線ネットワーク向けMAC/PHY規格「IEEE P1901」の策定を開始)に対し,BPL仕様の共同提案を行った。HomePlugと松下は,「HomePlug AV」と「HD-PLC」という2規格の相互接続実現を目指す。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071001/283298/
HomePlugは,家庭の電力線を利用するネットワークの仕様策定を目的とする業界団体。高画質の動画像をやり取りするAV家電やパソコンを電力線LANに接続する仕様「HomePlug AV」(関連記事:電源線使う家庭内ネットワークの業界団体HomePlugが「HomePlug AV」仕様案を募集)や,電力会社の電力線を家庭向けアクセス・ラインとして使う仕様「HomePlug BPL」などを公開してきた。2000年の発足以来,出荷された対応機器は1000万台以上という。現在75社以上の企業が参加している(関連記事:Cisco,3Com,Intel,TIなど,電源線利用の家庭内ネットワークで業界団体)。
HD-PLCは,高速PLC機器の通信方式として松下が開発した技術。2M~30MHz帯域を使い,通信速度は最大190Mbps。松下は既にHD-PLC対応製品を提供している(関連記事:コンセントでネット接続---松下が国内初のPLCアダプター発売)。
HomePlugと松下は,それぞれの規格に互換性を持たせることで,HomePlug AVとHD-PLCのメディア・アクセス制御(MAC)を共通化し,両規格の物理層(PHY)への対応を容易に行えるようにする。
また松下とパナソニックコミュニケーションズは9月28日,HD-PLCの普及拡大や対応製品の互換性向上を目指す組織「HD-PLCアライアンス(HD-PLC Alliance)」の設立を発表した。メンバー企業は,両社に加えアイ・オー・データ,松下電工,沖電気工業,バッファローの合計6社となる。
[発表資料(HomePlugと松下の共同提案)]
[発表資料(HD-PLCアライアンス設立)]
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(ITpro) [2007/10/01]