松下、最大実効速度を30%向上したPLCアダプタ「BL-PA300」
松下電器産業は、家庭のコンセントに接続してLANポートとして使えるPLCアダプタの新製品として、通信の最大実効速度を最大30%向上したモデルを4月18日に発売すると発表した。コンセントに直接つなぐプラグインタイプで、搭載LANポートは1個。価格はオープン。予想実売価格はマスター/ターミナル2台1組のスタートパック「BL-PA300KT」が1万6000円前後、増設用の単品「BL-PA300」が1万円前後。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080328/1008571/
松下が推進するPLC規格「HD-PLC」を採用し、同規格に合わせて開発した新型LSI(集積回路)を搭載する。松下の測定による実効速度はUDP方式で最大90Mbps(SmartBits測定値)と、従来機種に比べ10Mbps高めた。TCP方式は最大65Mbps(FTPサーバーとの通信による測定値)と同5Mbps向上した。
耐ノイズ性能を改善し、1階と2階をPLCで結ぶ場合などつながりにくい場所での最大実効速度を約30%向上したほか、最大通信距離を従来の150mから200mに広げた。
本体サイズは横55mm、縦90mmと名刺大で、厚みは33mm。松下によれば市販品としては世界最小。内部回路を見直して容積を減らした。重さも約150gと軽量になり、持ち運びが容易になっている。
消費電力は3W。自動節電機能も備える。ターミナルのPLCアダプタとそれに接続しているネットワーク機器とのあいだで、通信していない時間が約20分以上続くと、自動的に消費電力を1W以下に抑える。
スイッチングハブ(別売)を使って接続可能なネットワーク機器の数は、従来機種と同じくマスター/ターミナルとも8台。セキュリティはAES 128bit 暗号化方式に対応する。