アジル,Saasで提供するIPセントレックス/モバイルセントレックスを出展
IP電話事業者のアジルネットワークスがITpro EXPO 2008で、IPセントレックス/モバイルセントレックス「agilephone biz」を出展し、特に若い世代の来場者の注目を集めていた(写真)。agilephone bizの特徴はSaaS(Software as a Service)であること。インターネットにつながる環境であれば場所を問わずに、手元のIP電話機から内線/外線番号で発着信できる。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080131/292668/
IPセントレックス/モバイルセントレックスとは、IP-PBXの機能をネットワーク経由で提供するサービスのこと。IP-PBXを自社で持つことなく、IP電話機を使った内線電話網を構築できる。大手通信事業者が提供しているサービスだが、ほとんどが自社の回線サービスのオプションという位置づけ。このためサービスを使うには、社内ネットワークの再構築などが伴うことが少なくなかった。インターネット回線さえあれば利用できるagilephone bizならば、こうした手間を省ける。
ブースで特に注目を集めていたのは、無線LAN機能を搭載したノキア製の携帯電話機「Nokia E61」だった。同端末はソフトバンクのスマートフォン「SoftBank X01NK」と同じもの。ソフトバンクのサービスに加入すれば、(1)「080」で始まる携帯電話番号、(2)「03」などで始まる固定電話番号、(3)あらかじめ設定した内線番号のいずれからでも着信できる。例えば、無線LANのエリア内にいるときには内線番号で、無線LANのエリア外に移動したときには自動的に「080」の番号で着信するといった使い方をする。
agilephone bizの月額基本料金は5000円。この料金で、外線番号2個、内線番号3個を利用できる。内線/外線番号の追加は1個に付き月額500円かかる。同社の試算によれば、SoftBank X01NKを4台導入した場合の月額コストは、agilephone bizの月額利用料、ソフトバンクの月額利用料、端末代金の月賦払い分を含めて1万8991円からだという。
agilephone bizのシステムは、オープンソースのIP-PBXソフトウエア「Asterisk」をベースに開発されている。春から秋にかけてサービスとして提供する機能強化を図る。具体的には、FAXの送受信や音声自動応答(IVR)を可能にする。また、管理者画面にAjaxを採用して使いやすくしたり、ユーザーが個別に設定するための画面を追加したりする予定だ。
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(加藤 慶信=日経ソリューションビジネス) [2008/02/01]