「PLC+無線LAN」のハイブリット!どんどん増える無線LANでつながる機器
無線LAN搭載機器はどんどん増えている。今後もこの傾向は続いていくだろう。家中のいろいろな機器がネットワーク、しかもワイヤレスでつながると、便利で楽しいワイヤレス生活がきっと送れるはずだ。最終回は無線LAN機能を内蔵したいろいろな機器と、無線LAN機能を内蔵しない機器を無線LAN化するアイテムを紹介したい。今回紹介する機器は一例にすぎず、ほかにもたくさんあるので、自分に合った無線LANネットワークを構築するのに必要なアイテムを探してみてほしい。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080222/1007351/
ネットワークの中心になる無線LANルーターは11n対応を選ぶ
本特集で何度も述べてきたが、無線LANネットワークの中心になるのは、インターネットに接続するための無線LAN搭載ブロードバンドルーター(無線LANルーター)だ。そのほかの機器はこれを通じてインターネットに接続することになる。中心となる無線LAN搭載ブロードバンドルーターは、将来を見据えてドラフト11n対応のものがベストだ。NECアクセステクニカの「AtermWR8500N」やバッファローの「WZR-AMPG300NH/P」がお薦め。11n対応無線LAN子機には、PCカード型やUSB型がある。PCカード型はノートパソコンに、USB型はPCカードスロットのないデスクトップパソコンに向いている。
無線LANによるネットワークを作ったら、プリンターも無線LAN化すると便利。エプソンの「マルチフォトカラリオ PM-T960」のような無線LANを内蔵したプリンターなら、そのまま無線LAN経由で離れた場所にあるパソコンから印刷できる。ブラザーの「MyMio DCP-750CN」は、無線LAN経由でスキャンしたりメモリーカードスロットを共有したりできる優れものだ。無線LANを搭載していないプリンターでもプラネックスの「Mini-101MG」のような無線LANアダプターを使えば無線LAN化できる。
家電製品はイーサネットコンバーターで無線LAN化する
薄型テレビやHDD/DVDレコーダーなど、有線LANポートはあるけれど無線LAN機能を内蔵していない機器の場合は、バッファローの「WLI-TX4-G54HP」のような、イーサネットコンバーターと呼ばれる機器を使おう。使い方は、家電製品とイーサネットコンバーターを有線LANケーブルで接続し、AOSSなどで設定するだけ。イーサネットコンバーターと無線LANルーターの間を無線LAN化できるので、リビングのテレビなどをネットワークにつなげるときなどに便利だ。バッファローではドラフト11n対応の「WLI-TX4-AG300N」も用意する。
せっかく無線LANを導入するのなら、色々な動画配信サービスを受信できるソニーの「BRX-NT1」や、パソコンに貯め込んだ動画をテレビで楽しめるバッファローの「LinkTheater LT-H90WN」などのネットワークプレーヤーを使ってみたいもの。AV生活が一変すること間違いなしだ。そのほか、ニコンのデジタルカメラ「COOLPIX S51c」、任天堂の「ニンテンドーDS」「Wii」、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PSP」「PS3」などさまざまなデジタル機器が無線LAN機能を内蔵している。
無線LANが届かない場所にはPLCでアクセス
地下室など無線LANが届かない、あるいは通信速度が極端に遅くなってしまうような場所には、松下電器産業の「BL-PA204KT」などのPLCアダプターを使うと便利だ。そしてPLCアダプターの先に無線LANルーターを取り付ければ、地下室の中を無線LANネットワーク化できる。
こうした方法により、家庭内の隅々まで無線LAN化ができる。ドラフト11nの登場により、通信速度でも有線LANに劣ることはない。まさに家庭内をワイヤレス化する絶好の機会が到来したと言えるだろう。
●無線LAN機能を内蔵する機器と接続の例