「iPod touch」をネット接続できるプロキシソフト
ZEROProxy
http://iseebi.half-done.net/?Software%2FZEROProxy
(池田 豪彦)
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/abc/seeker/071023_23rd/
全面タッチパネルを採用した「iPhone」ライクな「iPod」として、日本でも9月の発売以来、大きな話題を呼んでいる「iPod touch」。音楽や動画の再生といった基本機能に加え、ウェブブラウザ「Safari」と内蔵無線LANの組み合わせでネットサーフィンができてしまうという、大きな進化を遂げた点も魅力のひとつだ。また、YouTubeに直接アクセスできる独自の「YouTubeプレイヤー」も搭載しており、無線LANへの対応によって「iPod」の可能性が格段に広がった。
ただ、屋外における無線LAN環境はまだまだ都市部の限られたエリアに集中しているため、常に持ち歩くプレイヤーにも関わらず、「いつでもどこでも」ネット接続を要するコンテンツを楽しめるわけではない。「ネットサーフィンを楽しむために」「YouTubeを見るために」無線LANスポットへの移動が必要になるのでは、本末転倒な印象は否めないところだ。
でも、もしウィルコムの「Advanced/W-ZERO3[es]」やイーアクセスの「EM ONE」など、無線LAN機能とWindows Mobileを搭載したスマートフォンをすでに所有していたら、「iPod touch」の機動性をフルに活かすことができるかもしれない。スマートフォンの通信回線を利用して「iPod touch」でネットに接続できる「ZEROProxy」なるプロキシソフトがリリースされたからだ。
「ZEROProxy」を利用すると、「iPod touch」とスマートフォン間は無線LANで接続され(アドホック接続)、スマートフォン側の通信回線を経由して「iPod touch」でウェブブラウジングやYouTubeを見ることができる。スマートフォンの料金プランを定額制にしておけば、「iPod touch」でもネットを利用し放題というわけだ。特に人口カバー率99%を誇るウィルコムの回線との組み合わせなら、ほぼ「いつでもどこでも」な環境が整う。
Windows Mobile 6を搭載したスマートフォンの場合は「ZEROProxy」をインストールするだけでOKだが、それ以前のバージョンの場合には別途「.NET Compact Framework 2.0 SP1」(マイクロソフトのサイトからダウンロード可能)のインストールが必要なことなど、初心者には少し難しいかもしれないが、作者のホームページには詳細な解説も用意されている。「iPod touch」をさらに使いこなしたい人は、チャレンジしてみてはいかが?
池田 豪彦(いけだ・たけひこ)
Narinari.comの代表。大学4年のときにNarinari.comを開設し、デジタルハリウッド、フリー、Yahoo! JAPANを経て、再びフリーで活動。Yahoo! トピックスでの経験を活かしながら、Narinari.comの運営やソーシャルネットワーク「mixi」のニュースアドバイザーを担当中。毎日更新が信条のため、一日たりとも家を空けることができず、旅行などに行けないのが悩み。食べることがとにかく好きな食いしん坊のため、Narinari.comの運営にもその嗜好が色濃く反映されている。