ブロードコム社が実装面積40%減の無線LANチップ発売、消費電力も半減
米Broadcom(ブロードコム)社は、同社従来品に比べて実装面積を40%削減した無線LANチップ「BCM4312」を発売したと発表した。消費電力は、同社従来品比で50%削減したとする。パソコンやその周辺機器、DSLゲートウエイ、ゲーム機などに向ける。
http://www.eetimes.jp/contents/200709/25546_1_20070914214950.cfm
このほか、発売した無線LANチップのほか、Bluetoothチップ「BCM2046」をPCI Express対応のミニカードに搭載したリファレンス・デザイン(参照設計)も用意している。この参照設計では、無線LAN機能とBluetooth機能でアンテナを共有している。従って、部品コストを低く抑えられるとする。さらに無線LANとBluetoothの間に発生する電磁波干渉によって、無線LAN通信時のデータ伝送速度が低下する現象を改善するために、同社独自の共存技術「InConcert」を採用している。
BCM4312では1枚のSi(シリコン)チップに、IEEE 802.11a/b/g対応のMAC層回路とベースバンド処理プロセッサ、2.4GHzと5GHzのそれぞれに対応した2つのRF回路を集積した。データ伝送速度は最大54Mビット/秒。パッケージは10mm×10mmの144端子FBGA。同社によると、「発売したチップは、PCI Expressインターフェース、もしくはSDIOインターフェースを備える、既存チップに比べて、実装面積とコスト、消費電力の点でメリットを享受できる」とする。価格は、顧客ごとに対応するとして、明らかにしていない。
(John Walko:EE Times Europe)