パワー・アンプやRFスイッチを集積した 2.4GHz送受信ICをMaxim社発売
米Maxim Integrated Products(マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ)社は、パワー・アンプやアンテナ・スイッチ(RFスイッチ)、デジタル制御クロック発振回路などを集積した2.4GHz帯向けトランシーバ(送受信)IC「MAX2830」を発売した。無線LAN規格である「IEEE 802.11g/b」に対応する。同社によると、「アンテナ・スイッチを集積した無線LAN用トランシーバICの製品化は今回が初めて。競合他社品に比べて、実装面積を10mm2、部品コストを0.25米ドル削減できる」という。携帯電話機やPDA、無線スピーカ、無線ヘッドセットなどに向ける。
http://www.eetimes.jp/contents/200708/23745_1_20070815144443.cfm
SiGe(シリコン・ゲルマニウム)バイポーラCMOS技術で製造した。ダイレクト・コンバージョン(Zero-IF)方式を採用する。対応する周波数範囲は2.4G~2.5GHz。受信回路の雑音指数は3.3dB、受信感度は-75dBm(54Mビット/秒のOFDM信号を受信したとき)、消費電流は62mAである。パワー・アンプの最大送信電力は17.1dBm(EVMが5.6%で、54Mビット/秒のOFDM信号を送信したとき)。
外付けとして必要な部品は、RF段に接続する帯域通過フィルタと、水晶振動子、バランを2個、抵抗やコンデンサなどの受動部品だけで済む。電源電圧はトランシーバ部が2.7~3.6V、パワー・アンプ部が2.7~4.2Vである。従って、単一セルのLiイオン2次電池で駆動できる。消費電流を20μAに抑えるシャットダウン・モードを用意した。1000個購入時の米国での参考価格は5.97米ドル。パッケージは外形寸法が7mm×7mm×0.8mmの48端子TQFN。
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