オープンカフェに無線LAN/横浜
屋外でもブロードバンドを利用できる環境をつくり、地域活性化と新ビジネス創出を目指そうというプロジェクトが、横浜市中区の日本大通り周辺で行われている。通りに面したオープンカフェなどを対象に、地元の事業者らが委員会をつくり推進。恒久的に無線LANが使える環境づくりを目指している。
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ブロードバンドアクセスサービスのアッカ・ネットワークス(東京都千代田区)と、日本大通り周辺のカフェやビルの経営者ら十六人で構成する日本大通り活性化委員会(坪山紗織代表)が、七月下旬から「ワイヤレスLAN横浜プロジェクトIN日本大通り」をスタートさせた。
アッカと同委員会により、日本大通りに面したオープンカフェなど四カ所に、回線なしでのインターネット接続を可能にする無線LANアクセスポイントを設置。カフェの利用客が、無線LANに接続できるパソコンなどを持ち込めば、無料で無線ブロードバンドを楽しめる。
日本大通りでの取り組みは、同委員会の小嶋寛事務局長のフランス訪問がきっかけ。カフェで無線LANを使い仕事をする、パリのビジネスマンの姿に驚いたという。
そこで小嶋事務局長と、現在、同プロジェクトの主体となっている特定非営利活動法人(NPO法人)横浜コミュニティデザイン・ラボが横浜を舞台に理想的なブロードバンド環境の実現を模索。横浜・みなとみらい21(MM21)地区で、次世代高速無線通信アクセス技術の実証実験を行っているアッカの協力を得て今回の実施に至った。
同プロジェクトは十一月四日まで行われるが、小嶋事務局長は「いずれは恒久的に無線LANが使える環境にして活性化につなげたい」と話している。また、アッカは総務省で検討されている2.5GHz帯での事業者免許取得を目指しており、「屋外での利用検証を通じ、新ビジネスの創出を目指したい」としている。