無線LAN接続機器の設定を簡単に、MSが「Windows Rally」をデモ (2007/06/19)
マイクロソフトは2007年6月18日~19日の日程で、東京の目黒雅叙園で開催した「WinHEC 2007 Tokyo」で、「Windows Rally」のデモを見せた。米Microsoft社でコーポレート・バイスプレジデントを務めるWilliam Mitchell氏が登壇した基調講演の中で触れた。
http://www.eetimes.jp/contents/200706/20685_1_20070619170159.cfm
Windows Rallyは、家庭内の無線LANルーターやネットワーク接続の大容量記憶装置(NAS)、無線LAN対応機器をつなぐために必要な設定を簡単にする仕組みである。マイクロソフトは、安全で信頼性の高いネットワーク接続が、特別な設定をすることなく実現できるとしている。
デモでは、最初に無線LANルーターを設定した後、無線LAN接続機能を備えたデジタル・カメラをネットワークにつなげ、パソコンからデジタル・カメラに対して外部記憶装置としてアクセスし、写真ファイルを取り出すというもの。Windows Vistaの「ネットワーク・エクスプローラ」に無線LANルーターのアイコンが現れ、それを右クリックすると表示される「Install」メニューをユーザーがクリックするだけで設定が完了した。
また、デジタル・カメラ本体で無線LAN機能を設定するには、ディスプレイは小さ過ぎて使いにくい。Windows Rallyに対応したデジタル・カメラならば、USBで接続したパソコン本体から、設定することが可能である。さらに設定が済んだネットワーク接続機器は、パソコンに直接接続したプラグ・アンド・プレイ機器と同様に扱える。実際にデモでは、無線LANでつながったデジタル・カメラ内の写真ファイルを、ローカルの記憶装置と同様にアクセスして見せた。以上のような機器の設定を、5分間という短い時間で完了させ、簡単にできることをアピールした。
なお、デジタル・カメラなどの電子機器をWindows Rallyに対応させるには、LLTD(Link Layer Topology Discovery)やWCN(Windows Connect Now)、WPS(WiFi Protected Setup)、PnP-x(Plug and Play Extensions)、DPWS(Devices Profile for Web Services)といった仕組みを実装する必要がある。これらの仕様については、Microsoft社のウェブサイトからドキュメントを入手可能である。
(山口哲弘)
詳細リンク >> 米Microsoft社