PS3がAVCHDファイルやDSDディスクの再生に対応
3月22日公開
PLAYSTATION 3
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は22日、「PLAYSTATION 3 システムソフトウェア バージョン 1.60」を公開した。
最新バージョンでは、新たに「バックグラウンドダウンロード」に対応。ファイルサイズの大きいデモムービーなどをダウンロードする際、ダウンロード中でも、XMBの操作やBDビデオ再生、ゲームプレイなどが可能となる。設定項目の「ダウンロード管理」でダウンロード状態の確認や中止なども可能となっている。
また、BD-RE(Blu-ray Disc Rewritable)ver.3.0の再生に対応。さらに、テレビと接続した際のHDMI自動検出に対応した。
ビデオ機能は、再生可能なファイル形式として、新たにMotion JPEGやAVCHD(.m2ts)を追加。AVCHDについては、従来よりディスクの再生は可能だったが、新たに取り込んだファイルの再生も可能となった。
音楽機能では、DSD(Direct Stream Digital)ディスクの再生に対応。ソニーVAIOの一部機種などに含まれる「SonicStage Mastering Studio」や「DSD Direct Ver.2.0」以上のソフトで作成したDSDディスクを再生できる。また、WMA再生にも対応した。
さらに、家庭内のアクセスポイントを経由して、無線LANを利用したPSPのリモートプレイにも対応。そのため、無線LANを内蔵しないPS3 20GBモデルでもリモートプレイ接続が可能となる。
バックグラウンドダウンロードに対応 アクセスポイント経由でのリモートプレイも実現
そのほか、画面へのフルサイズキーボード表示を追加。さらに、ブラウザ機能にピンポイントズーム機能を追加するほか、出力解像度にあわせてWebページの表示サイズを調節する解像度変更機能が追加される。
Folding@homeに参加可能に
また、米スタンフォード大学が推進する分散コンピューティング・プロジェクト「Folding@home」に参加可能となる。同プロジェクトは、ネットワークを介して接続したPS3の処理能力を、未解明の人間のタンパク質の折りたたみ現象の解析に活かすというもの。
バージョン1.60ではXMB(クロスメディアバー)のネットワークの列にFolding@homeのアイコンが現れ、同アイコンをクリックして起動するだけで、プロジェクトに参加可能となる。
そのほか、以下の更新が行なわれている。
* [本体設定]の[表示言語]に、デンマーク語、ノルウェー語、フィンランド語、スウェーデン語、簡体字中国語、繁体字中国語を追加しました
* [本体設定]の[文字セット]で、ファイル名に使う文字セットを選べるように変更
* [本体設定]に[WMAの再生を有効にする]を追加
* [本体設定]に[ディスク自動起動]を追加
* [本体設定]の[バックアップユーティリティ]で、バックアップしたデータを他のPS3にリストア可能となった
* [周辺機器設定]の[Bluetooth機器登録]で、Bluetoothキーボードとマウスを登録できるようになった
* [フレンド]に[新しいチャットを開始]を追加
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
□PlayStationオフィシャルサイト
http://www.jp.playstation.com/
□システムソフトウェアアップデートページ
http://www.jp.playstation.com/ps3/update/
□関連記事
【3月19日】PLAYSTATION 3がバックグラウンドダウンロード対応に
-欧州発売にあわせ、22日にアップデート開始
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070319/sce.htm
【2月28日】SCE、PS3のビデオチャット機能をアップデート
-ズーム対応。USBビデオクラスのカメラもサポート
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070228/sce.htm
【1月25日】SCE、PLAYSTATION 3を欧州で3月23日に599ユーロで発売
-初回出荷は20GBモデル見送りで、100万台出荷予定
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070125/scee.htm
( 2007年3月22日 )
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070319/ps3.htm
SCEJ、PS3のシステムソフトウェアを3月22日にアップデート
バックグラウンドダウンロードなどに対応
バックグラウンドダウンロードに対応。大容量のファイルをダウンロードしながら他の操作ができる
3月22日 アップデート実施予定
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、プレイステーション 3のシステムソフトウェアを3月22日にアップデートする。アップデート後のバージョンは1.60となる。
このアップデートでは、新たな機能がいくつか追加される。その筆頭となるのが、15日に発表された「Folding@home」への対応で、このアップデートによりアプリケーションが追加される。
他の新機能では、バックグランドダウンロードに対応する。これは大きなサイズのデータをダウンロードする際、ダウンロードしながら他の操作が可能になるというもの。ただしこれには制限事項があるとしており、詳細はアップデート後に発表される。
他には、無線LANのアクセスポイント経由でPSPからのリモートプレイが可能になる。従来は無線LANを搭載した60GBモデルでしか使用できなかった機能だが、バージョンアップ後は無線LANアクセスポイントを経由すれば20GBモデルでも使用できる。
このほか、インターネットブラウザでの拡大表示機能や、出力解像度に応じた表示サイズ変更機能、文字入力の際にフルサイズキーボードを表示する機能などが搭載される。
アップデートの詳細は、当日に公式サイトで発表される予定。翌日3月23日には欧州でPS3が発売される予定で、これに合わせて大規模なアップデートが行なわれるものと思われる。
【スクリーンショット】
無線LANアクセスポイントがあれば、20GBモデルでもPSPでのリモートプレイができるようになる インターネットブラウザでは、拡大機能やページ表示サイズ変更など、主に表示関連でいくつかの機能向上が図られる
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.jp.playstation.com/
□「プレイステーション 3」のページ
http://www.jp.playstation.com/ps3/
□ニュースリリース
http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20070319_ps3_160.html
□関連情報
【3月15日】SCEJ、プレイステーション 3に「Folding@home」支援プログラム搭載
タンパク質の折りたたみ現象の研究に寄与
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070315/ps3.htm
【2月26日】SCEE、欧州版PS3でPS2ソフトの互換性低下の可能性を示唆
“EE”をソフトウェア処理。日本版の仕様変更は未定
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070226/ps3.htm
【2月5日】SCEJ、PS3システムソフトウェア バージョン1.51を公開
PS3/PS2のゲームプレイ機能を強化
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070205/ps3.htm
「プレイステーション 3」記事リンク集
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/backno/news/ps3link.htm
(2007年3月19日)
[Reported by 石田賀津男]
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