どんな電話機と組み合わせて使えますか?
Asteriskには固定型および移動型のIP電話機,ソフトフォン,アナログ電話機など数多くの電話機がつながります。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070423/269193/?ST=network
IP電話機は,Asterisk がサポートしているSIP(session initiation protocol)やH.323,IAX(inter-asterisk exchange)といったプロトコルに対応している製品を接続できます。
どんなプロトコルに対応していますか?
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Asteriskは数多くの電話用プロトコルを扱うことができますが,IP電話用ではSIP (session initiation protocol)やH.323,IAX/IAX2(inter-asrterisk exchange/2),SCCP(skinny client control protocol),MGCP(media gateway control protocol)などに対応しています。
SIPは,多くのIP電話サービスやIP電話機が対応しているプロトコルです。SIPを使ったAsteriskのシステムには,いろいろなバリエーションがあります。「SIPに対応したIP電話機をつなげる」「Asterisk自身がSIPのクライアントの役割をして,IP電話サービスのSIP サーバーにつなげる」「複数のSIPサーバーを相互接続する」などです(図)。H.323は主にビデオ会議システムで,SCCPは米シスコのIP電話システムで使われるプロトコルです。MGCPは,通信事業者がIP電話サービスを提供する際に使われることがあります。
図●SIPを使ったAsteriskのシステム構成の例
図●SIPを使ったAsteriskのシステム構成の例
IAX/IAX2はAsterisk用の独自プロトコルで,Asterisk同士をつなぐ用途で作られました。最近はIAX/IAX2に対応したIP電話機やIP電話サービスが登場しています(IAX対応のサービスを活用している事例)。このほかAsteriskは,アナログ電話やISDNを使うためのプロトコルにも対応しています。
価格は無償から数万円までかなり差があります。
写真●Asteriskに接続できるIP電話機の例(ACTコミュニケーションズが4月に出荷を開始した「P123S」)
写真●Asteriskに接続できるIP電話機の例(ACTコミュニケーションズが4月に出荷を開始した「P123S」)
例えばAsteriskを試してみるような場合には,米SJ Labsや米カウンターパスなどが配付している無償のソフトフォンを使う方法があります。固定型のIP電話機は,製品数,ラインアップともにだいぶ増えてきています(写真)。サクサやプラネックスコミュニケーションズ,ACTコミュニケーションズ,米国のポリコムやグランドストリーム・ネットワークス,ドイツのスノム・テクノロジーなど,多くのメーカーから固定型IP電話機が出ています。
無線LANを使う移動型のIP電話機は,固定型に比べ製品数は少ないですが,こちらも次第に製品を入手しやすい状況になってきています。例えばAsterisk製品の一部に,NTTドコモの無線LAN/FOMAデュアル端末「N900iL」がつながるものがあります。またノキア・ジャパンが2006年12月に発売した無線LAN/W-CDMAのデュアル端末(GSMローミングにも対応)の「E61」が,SIPをサポートしAsteriskにつながるとアナウンスされています。
ノキア・ジャパンが多機能のビジネス向け携帯電話「E61」を年内出荷
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写真 ノキア・ジャパンが発表したスマートフォン「E61」
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ノキア・ジャパンは12月8日,携帯電話機「Nokia E61」を年内に出荷すると発表した。今年6月に概要を明らかにしていた企業ユーザー向けのスマートフォンである。フルキーボードと無線LANを搭載するほか,W-CDMA/GSMに対応(写真)。VoIP機能や,社外から社内のメールを利用できる機能を備える。通信事業者による利用制限がある「SIM ロック」(SIMはsubscriber identification module)をかけていたいため,海外などでSIMカードを差し替えて利用できる点も特徴だ。エンタープライズ・ソリューションズ事業部の森本昌夫カントリージェネラルマネージャーは「クリスマス前に出荷したい」という。
同社は,協業ベンダーが提供するソフトウエアやミドルウエアと組み合わせたソリューションを多数そろえていく計画。特に,モバイル・メールや企業の音声コミュニケーションに注力する。例えばE61は,企業のメールをモバイル環境で使うBlackBerryの日本語端末として利用可能。また音声分野では米シスコ,米アバイアと提携済みで,それぞれの製品と組み合わせたソリューションを提供できる。製品発表会でも,アバイアのソフトフォン「Avaya one-X Mobile Edition」を使った通話のデモを披露した。さらにE61では「標準的なSIPに対応するのでAsteriskとの互換性も確保した」(森本マネージャー)。今年6月にソリューション面での協力を発表していたNECや富士通などともソリューション開発を進めており,来年早々にも成果の一部を公表できるだろうとした。
販売代理店は兼松コミュニケーションズとダイワボウ情報システム。「ノキア・ストア」,「ノキア・オンラインショップ」を通じても販売する。価格は,ノキア・オンラインショップで購入する場合,5万7540円(税込)である。なお6月の発表時にはフルキーボードなしの「Nokia E60」を発売するとしていたが,「次機種に期待する」として発売を見合わせた。
イーサネット接続であるIP電話機は,LAN経由でAsteriskにつながります。そのため,接続用のハードウエアは不要です。一方「RJ- 11」のような従来の電話で使われているコネクタを持つ電話機を接続するには,サーバーに通信ボードを追加して,そこにつなぐことになります。
Asteriskにつなげられる電話機については,本特番サイトの以下の記事を参考にしてください。
【 無料PBXソフト「アスタリスク入門」 】
第2回 アスタリスクをインストールする
【 Asteriskを使う 】
第8回 Asteriskのインストール(3)
第16回 電話機の動向とAsterisk 1.4など
[2007/04/25]
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