Top >  fon徹底解説 >  公衆無線LAN+skype=携帯電話って、skypeやFONの話をすると必ず出てくる、シロート仮説です。

公衆無線LAN+skype=携帯電話って、skypeやFONの話をすると必ず出てくる、シロート仮説です。

http://rblog-com.japan.cnet.com/comm25/2007/02/post_ce3e.html

長年、携帯電話や通信に関わってきたものとして、釈然としないものがあり、また、説明しても、更にへんな理屈で反論されたり、と説明するのも疲れるような状態がこのところ続いていました。

で、この話題に関してばっさり切り捨ててくれている表現があったので、そのまま引用したいと思います。

問いかけ:

公衆無線LANと、例えばskypeと言ったIP電話を組み合わせるとユーザから見れば携帯電話と代わらない使い方ができるのではありませんか?

答え:

そういう人はたくさんいますが”モバイルとワイヤレスは全然違いますよ”といつも私は答えています。ワイヤレスには公衆無線LANのように使えるところと使えないところがあります。決して移動しながら使うことは想定していません。それに対してモバイルは携帯電話のようにエリアがシームレスでなくては、ユーザーに満足してもらえません。メールが遅延するだけで怒られるぐらいですから。データ通信でも音声と同じく、リアルタイム性が非常に重視されます。多くの方がワイヤレスとモバイルのこの歴然とした違いを理解していないと思います。

これは、”2010年NTT解体”と言う日経BP社の単行本の中でKDDIの小野寺社長兼会長がインタビューに答えて話している下りです。

そうなんですよ、いくら数が増えて、途切れなくエリアが重なり合ってもワイヤレスは所詮ワイヤレスなのです。着信に必要な位置登録をする仕組や、高速移動時に途切れなく”瞬時”に基地局エリアを切り替える仕組などは、IETFで発案はされていますが、まだまだ実用性に乏しく、携帯電話に追いつくとしても10年や15年はかかると思っています。

その時には、携帯電話も違う形態になっているかもしれませんしね。。。前回の書込みの通り、携帯電話の高品質のまま低コストになれば、何も悪かろう、安かろうの仕組を使う必要はないと思っています。

この点をもう少し多くの人にわかってもらえれば説明の回数も、くだらない屁理屈での反論は減るんでしょうけどね。。。

公衆無線LAN+skype=携帯電話になる(屁)理屈について

やすいアクセスポイントとばら撒く仕組があり、公衆無線LANは点から面でエリアを広げ続ける

モバイルIP等、エリア切り替えの仕組がインターネットの世界でも充実してくる

1,2共にオープンソースエクストリームプログラミングによりすごいスピードで進化する

とこんな感じで論理展開されると思います。しかしながら、3番目の”すごい”なんて言葉を使ったところで、理屈が(屁)理屈になってしまっているって事に話している人は気がつかないのかなぁ?って良く感じています。

”すごいスピード”と言う言葉が非論理的なんで、”すごいスピード”を読み飛ばして考えると、このシチュエーションが実現されるには前述の通り10年から15年はかかると私は思うのです。。。。



先の書込みとそれに対する3つのコメントでワイヤレスとモバイルの定義ができたような気がします。

2010年NTT解体の中で小野寺氏はワイヤレスとモバイルを混同しないで欲しいと言われていました。どちらが良いと言う事ではなく、TPOに合わせて使えれば良いと私は思っています。そして、コメントをいただいた方達も同様の事を考えていると思っています。

例えば。。。

都心を活動拠点にしており、発信専用に近い形で携帯電話を使う人ならワイヤレスで十分だと思います。(もっとも無線LANアクセスポイントの数はもっと多くないと実用的ではないですけどね。)

都心のみならず、地方も活動拠点とし、いつでも着信して欲しいと思っている人にはモバイルは必須です。

また、公共交通機関の中でも、新幹線のデッキで通話している人は結構います、短い時間の会話なら結構実用になるようです、それに最近は音声通話だけ出なく、メールと言う手段もありますからね。。。

このようにケースバイケースで分けて考えると見えてくるはずの、似て非なるワイヤレスとモバイルが簡単に同じ土俵で議論されている理由はなんなんでしょうか?

これは、無料か?有料か?、既存技術か?新技術か?、web2.0的か?そうでないか?という単純化手法でモノをくくる傾向にある現代社会(現代ジャーナリズム?)で生じた大きな誤解のような気がします。

前の記事に寄せられた3つのコメントのように使用するシーンを切り口に考えると単純化手法の矛盾に陥ることなく物事を的確に判断できる事を感じることができました。

コメントを寄せていただいた方々に感謝します。

※このエントリは CNET Japan 読者ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

スポンサードリンク

         

fon徹底解説

Fonについての情報

関連エントリー

Fon La Fonera Linuxで操作可能 今度こそホーム・ネットワークは離陸するか 第29回 FMC(前編) 第4回 無線LANスイッチ:使う編1 第3回 無線LANスイッチ:選ぶ編 第21回「情シスに報告だ!!」 ロジテックとソニーのSkype端末でFONを使う GWに大実験、住宅地のFON APはどれぐらい使えるのか 第3回 「FONはビジネスに使えない?」の本当とウソ (1/3) 4月14日,fonAPを無料提供 「FON」はもう「日本最大の公衆無線LAN」 伊藤忠とエキサイト出資 【気になるトレンド用語】"FON"は無線LANの無料天国をつくれるか? ロジテック、Skype対応携帯端末『LAN-WSPH01WH』の“FON”対応版を発売 「ネット接続0円」の衝撃波 英フォン本格上陸、無線LAN大連合へ発展も Fonは日本では流行らないだろう。大前研一 FON増資にナゾの出資者 無線LAN共有プロジェクト「FON」、日本に本格上陸 公衆無線LAN+skype=携帯電話って、skypeやFONの話をすると必ず出てくる、シロート仮説です。 どこでも無線LANを使える!1980円で参加できる“助け合い運動” こんな人にFONはオススメ(きっと) FONまとめwiki より FONとは FONめも FONはアクセスポイント持ち寄り型コミュニティを形成するか 無料アンテナパワーアップブースター動画^^ FONで無線LANの無法状態を管理したい---フォン・ジャパンの藤本CEO FONは,ネットワーク資源をユーザーが互いに拠出しあうことで,地球規模の無線LANサービスを作り上げようという試みだ フォン・ジャパン社長インタビュー FONはアクセスポイント持ち寄り型コミュニティを形成するか FON は成功するか リスクも承知して利用すべき 心配なセキュリティ対策は? 無線LANの暗号化設定はなし。認証のみで利用可能 SkypeやGoogleも出資!無線LAN共有サービスの「FON」が日本上陸 Fon専用ルーターでなくても登録できるか?